空き家問題の続きです。
空き家が多くなっている原因の一つが、親からの相続です。
相続した子は、別のところに仕事と家を持っていて、すぐに実家には住めないし、かといって処分するのも忍びない。そのため、空き家にしたまま先送りにしている事例が相当あるようです。
これを後押しするのが、税制上の軽減措置の特例で、固定資産税や都市計画税が、6分1から3分の2になるようです。この特例があると処分しない選択もあり得るでしょう。処分するか持ち続けるか、転職や帰郷の当否を考えるための猶予期間も必要ですが、一定期間を過ぎれば選択を迫るのも社会的には必要かと思います。
現行法では、家のメンテをせずに、自治体から指導を受けたのに、放置すると税の軽減措置の特例がなくなるようです。一歩進めて、例えば、税制上の軽減措置の期間を5年限りとし、その後は通常の税制に戻るとするのも一案かと思います。やり過ぎかな。その他に良い案があれば、どんどん提案して下さい。