長浜市の隣の米原市には、木質バイオマス発電をしている木材会社のグループがあります。木質バイオマス発電とは、廃木材や木屑などの木材チップを燃料として利用し、発生した蒸気でタービンを回して発電するものです。木材がCO2を吸収するので、燃焼させた際に発生するCO2と差し引き、大気中のCO2が増えないことになります。再生可能エネルギー発電の一つです。この発電所では、約3,550kWの電力を発電し、約8000世帯の電力使用量をまかなうことができます。これは、人口が約4万人の米原市の半分程度の人口の使用量に当たります。この会社のグループは、他に水力発電もしており、約700kwの電力を発電しています。売電先の問題はあるのですが、米原市は、計算上はエネルギーの地産地消に近づいているのではないかと思います。長浜市も、風力、木材、太陽光、小水力などを使って、エネルギーの地産地消を目指したいと思います。



