新しい「共通投票所制度」

新しい「共通投票所制度」

長浜市で、今月の市長選から、新しい投票所制度で、投票所数が激減します。
このことはあまり広報がされていないように思います。

郵便投票や電子投票を整備する前に、投票所数を激減させることの問題を感じます。
有権者の方から、次のような意見をいただきました。地元紙にも掲載されたようです。

新しい「共通投票所制度」について

2月27日に実施の市長選挙から、どこの投票所でも投票ができる「共通投票所制度」が導入される。
また7月には、知事選と参議院の選挙がすでに決まっている。

有権者が投票しやすい投票環境の大改革とされるが、投票所が従来に比べ大幅に減少し、東京23区よりも広い長浜市で僅か37か所の投票所となる。
長浜市内の中心地と考える長浜城下の旧52町や長浜曳山祭りの13町内に投票所が今回から1か所もなく、住民の利便性を大きく損ねかねない。

従来は、近くの幼稚園が投票所であったので、選挙権を得て以来60余年、一度も棄権したことはない。
しかし今回から1キロ先の投票所まで行くことは高齢者にとって体力的に大きな負担となる。
再検討の余地がないのであれば、郵便投票制度の拡充を是非願いたい。
選挙権と投票行動は民主主義を動かす基本であり、国民一人一人が政治に参加できるシステムと思うからである。