近所で高齢者が行方不明になる事件がありました。
7~8キロ離れたところで無事発見され、ことなきを得ました。
私は、裁判官時代に少なくとも2件こういう事案を担当しました(写真は大阪地方・高等裁判所)。
いずれも、認知症の高齢者が夜間徘徊し、交通事故で亡くなった事案でした。
これで、保険金請求ができるかが問われたのです。
今回が同様の事案かはまだわかりませんが、高齢化社会では夜間の徘徊事案は発生が必至で、地域社会の協力や行政の対応も考えさせられます。
でも、今回、地区の人達が皆で捜索をすると呼びかけたのは、長浜で地域社会が生きていることを感じさせられ、ホッとしました。