大好きな故郷長浜を大改革するための

市長選出馬表明

Mayor election announcement

大好きな故郷長浜を大改革するための

市長選出馬表明

MAYOR ELECTION ANNOUNCEMENT

Mayor election announcement

市長選出馬表明の記者会見内容

出馬表明

令和311
大阪高等裁判所判事 浅見宣義(のぶよし)

ご挨拶

私は、長浜市湖北町山本の特定郵便局長の二男として生まれ育った浅見宣義(のぶよし)と申します。預金保険機構への出向期間を含めて33年6か月の間、地方裁判所、家庭裁判所及び高等裁判所の裁判官を務めてきました。今回、私の故郷長浜への貢献を志して,裁判官の任期を2年9か月残して依願退官し、来年2月の長浜市長選挙に立候補することとしました。

今日は、出馬表明の記者会見を、後援会長及び後援会事務局長と共にさせていただきます。宜しくお願いします。

出馬の動機~故郷に貢献したいとの思い

私の生まれ育った合併前の湖北町で、昭和47年,17人の町会議員のうち,正副議長を含む8議員が逮捕され、6議員が検挙されるという大量の選挙違反事件がありました。当時湖北町は大混乱でした。この時、リコール運動が起きて、湖北町議会は自主解散されて,新人議員が大量に当選する結果となりました。リコール運動は,私の友人のお父さんなど、町の一般のお店の経営者などがしていました。私は、当時13歳で、の事件に衝撃を受け、間違いを犯してしまう大人もいるけれど、間違いを正そうという大人もいるのだと強く印象付けられました。それで、自分の職業としては、「社会をできるだけ良くする側の人間として仕事がしたい」と考え、大学に進み、司法試験を受けて裁判官の仕事を続けてきました。

  そして,裁判官の仕事に打ち込み,充実した毎日でしたが、60歳も超えて,次の人生を考えたとき,私を育ててくれた故郷長浜への思いが募りました。長く裁判官生活を続けることができ、自分の原点を忘れずに仕事を続けられたのは故郷のおかげですし,故郷を離れてからも、同窓会への出席や父母に孫見せのために度々帰省して故郷に触れ、転勤で全国を回る中でも、故郷の良さを感じていた私は、故郷に貢献したいという思いを強く持つようになりました。

  それで、故郷をながめてみると、私が故郷を離れている間に行われた平成の大合併のあと12ある程度安定した反面,歪み(ひずみ)相当生じている印象がありました。また,よく言われるように人口減少・人口流出が激しく,平成21年以後人口減少に入り、合併時に12万5000人近くあった人口が,12年間で1万近く減少している現状に触れましたこれは当初の想定を超えていたと思います。こうした現状に、故郷の大好きな私は心を痛めたのは正直なところです。しかし、故郷長浜は、全国を回ってきた私から見ると、「長浜資源」いえる観光、教育、商工業、自然・農業とても素晴らしい資源があるにもかかわらす、それらが十分生かされていない印象を強く抱き、もどかしく思っていました。この現状を改革することが,私の原点であった「世の中を良くすること」につながるのではないか、そして大好きな故郷に恩返しできる道ではないか、しかも私が裁判官、とりわけ改革派裁判官として培ってきた経験が生かせるのではないかと考え次第です。

  ただし、裁判官を辞めるにあたっては葛藤も相当ありました。定年まであと2年9か月で,裁判官の仕事を全うしたいという気持も強かったのです。所属していた裁判所の裁判官から慰留を受けましたが、家族の理解と応援もあり,最終判断にいたったところです。10月18日に依願退官しました。

長浜大改革について~
争点は「長浜を改革の時代にするかどうか」

先程述べましたように、長浜市政には、歪み(ひずみ)も相当生じている印象があり、人口減少・人口流出が激しく、個別の課題の改善や改革では不十分ですので、長浜全体の各分野にわたる大改革が必要と考えています。その意味で,今回の選挙の争点は、「長浜を改革の時代」にするかどうかだと思います。そして,長浜大改革の内容として、例えば,項目的には,概略次のようなことを考えています。より詳細なものは、これから一緒に長浜大改革を進めていける人たちと協議の上、皆さんに提示していきたいと思います。

歪み(ひずみ)の是正

〇クリーン長浜の実現、コンプライアンスの徹底
〇補助金や助成金等に頼り過ぎる官民の役割の是正、自立・自治の意識や役割の復活
〇不振の続く「えきまちテラス長浜」等の事業の見直し

新たな改革政策(長浜大改革)

観光改革/「稼ぐ」観光事業の推進、市長自らの観光発信
教育改革/学力水準の向上、県中南部に向かう高校生の地元進学推進
産業改革/長浜を中心とした経済圏構想(高島市、米原市、福井嶺南地方、岐阜西濃地域等)の着手、IT企業の誘致等デジタル改革
医療・福祉改革/持続的に安心して受けられる医療体制の確保,市役所に「未来こども局」の設置
楽しいまちづくり改革/若者が集える施設・商店街の形成、文化・スポーツ活動を活発に
地域支援改革/過疎地・空き家対策の拡充,長浜市の地域の均衡発展

改革の手法について
長浜改革会議の設置

私が強調したいのは、改革の手法についてです。私は、長浜の課題は、個別の課題解決では済まないので,長浜全体の大改革が必要と考えています。しかし、それは,一人の市長の力でできるものではありません。市長がリーダーシップを取りつつも、官民が協力して「一つの長浜」を形作り、特に民の力を引き出し、全体で合意形成をして前に進むことが必要だと思っています。そのためには、長浜の各界の英知を結集することが必要であり、合意形成の過程を皆さんに明らかにしていくことが不可欠です。その具体化として、長浜市に市民・議員・職員に各界の英知,特に社会を実質的に支えている中堅、若手や女性の代表も加えた「長浜改革会議」を設置したいと思います。会議で問題点を洗い出し、改革案を煮詰め、実施できる分野から実施していきたいと思います。合意形成に時間のかかる分野、成果の出るには時間のかかる分野が当然あると思います。それらには、時間をかけて改革を進めます。拙速で無理な改革は避け、可能な限りの合意形成を目指します。

長浜市政及び長浜大改革に生かす
私の経験「清潔,公正,信頼」等

私は、長年裁判官を務めていましたので、長浜市政及び長浜大改革にそれがどう生かせるかについて補足しておきたいと思います。

  裁判官は「清潔、公正、信頼」を旨とし、真実と正義を追及する仕事ですから,市長という公職で、しかも市政の大胆な改革をすることを目指すためには、裁判官の「清潔,公正,信頼」が適しているのではないかと思っています。地元のしがらみにとらわれず、「清潔、公正、信頼」があればこそ、上記のような役割を果たせるものと信じています。

  また、裁判官は、実は、行政事件を通じて行政のあり方を考える機会がとても多いことをお伝えしておきたいと思います。私は、裁判官経験の中でも、民事行政事件の経験が長いのです。国家賠償事件も数多く担当しました。行政の失敗だと主張される事件が、取消訴訟や住民訴訟,賠償請求事件等の形で裁判の対象となり、それを扱うのです。例えば,長浜市民の皆さんの関心の高いと思われる「まちづくり」「町おこし」では、その失敗例と主張される事例をいくつも裁判で経験しました。町が第三セクター方式で大規模な商業施設を作って失敗した事例や,町の真ん中に大きな病院を建築したために住民訴訟をされた事例などを経験しました。地域おこし協力隊の事件も経験しています。また、これも関心が高いと思われますが、河川の増水で堤防が決壊し、住居が破壊等された事例、ダムの新設が是か非かが争われた事例なども経験しました。これは、長浜の人にとってもとても役に立つ経験だと思います。こうした行政に関係する事件では,行政の判断には,地域住民の要望だけでなく、予算の配分や将来の地域の将来像を見据えた中での難しい判断が求められることを肌で感じることができたと思います。

さらに、私は、別添資料やここにある書籍類のように、裁判官としては、出版等を通じて、日本の司法が変わらなければならないことを若いころから訴え、裁判実務でもその旨の実践をしてきました。司法の分野では,平成11年以後、官民挙げての司法改革が実現しました。これは司法全体の改革を志向したものです。私は、その渦中で改革派として裁判官を務めていたのです。こうした経験は、長浜大改革を訴え,実践していくためにまたとない経験だと思います。

最後に~
長浜の価値を高め、長浜が全国から
憧れの街になる道を選びましょう

最後になりましたが、私が訴える長浜大改革は、官民挙げて取り組むべきものです。それが長浜の価値を高め、長浜が全国から憧れの街になる道だと信じます。今回の選挙は、そういう長浜を志向するか、部分的修正ですまして停滞させるかが争点です。長浜の価値を高め,長浜が憧れの街になる道を選ぶ方々は、是非私の後援会に入っていただいて、共に長浜のために考えていきたいと思います。

MAYOR ELECTION ANNOUNCEMENT

市長選出馬表明の記者会見内容

出馬表明

令和311
大阪高等裁判所判事
浅見宣義(のぶよし)

ご挨拶

私は、長浜市湖北町山本の特定郵便局長の二男として生まれ育った浅見宣義(のぶよし)と申します。預金保険機構への出向期間を含めて33年6か月の間、地方裁判所、家庭裁判所及び高等裁判所の裁判官を務めてきました。今回、私の故郷長浜への貢献を志して,裁判官の任期を2年9か月残して依願退官し、来年2月の長浜市長選挙に立候補することとしました。

今日は、出馬表明の記者会見を、後援会長及び後援会事務局長と共にさせていただきます。宜しくお願いします。

出馬の動機
故郷に貢献したいとの思い

私の生まれ育った合併前の湖北町で、昭和47年,17人の町会議員のうち,正副議長を含む8議員が逮捕され、6議員が検挙されるという大量の選挙違反事件がありました。当時湖北町は大混乱でした。この時、リコール運動が起きて、湖北町議会は自主解散されて,新人議員が大量に当選する結果となりました。リコール運動は,私の友人のお父さんなど、町の一般のお店の経営者などがしていました。私は、当時13歳で、の事件に衝撃を受け、間違いを犯してしまう大人もいるけれど、間違いを正そうという大人もいるのだと強く印象付けられました。それで、自分の職業としては、「社会をできるだけ良くする側の人間として仕事がしたい」と考え、大学に進み、司法試験を受けて裁判官の仕事を続けてきました。

  そして,裁判官の仕事に打ち込み,充実した毎日でしたが、60歳も超えて,次の人生を考えたとき,私を育ててくれた故郷長浜への思いが募りました。長く裁判官生活を続けることができ、自分の原点を忘れずに仕事を続けられたのは故郷のおかげですし,故郷を離れてからも、同窓会への出席や父母に孫見せのために度々帰省して故郷に触れ、転勤で全国を回る中でも、故郷の良さを感じていた私は、故郷に貢献したいという思いを強く持つようになりました。

  それで、故郷をながめてみると、私が故郷を離れている間に行われた平成の大合併のあと12ある程度安定した反面,歪み(ひずみ)相当生じている印象がありました。また,よく言われるように人口減少・人口流出が激しく,平成21年以後人口減少に入り、合併時に12万5000人近くあった人口が,12年間で1万近く減少している現状に触れましたこれは当初の想定を超えていたと思います。こうした現状に、故郷の大好きな私は心を痛めたのは正直なところです。しかし、故郷長浜は、全国を回ってきた私から見ると、「長浜資源」いえる観光、教育、商工業、自然・農業とても素晴らしい資源があるにもかかわらす、それらが十分生かされていない印象を強く抱き、もどかしく思っていました。この現状を改革することが,私の原点であった「世の中を良くすること」につながるのではないか、そして大好きな故郷に恩返しできる道ではないか、しかも私が裁判官、とりわけ改革派裁判官として培ってきた経験が生かせるのではないかと考え次第です。

  ただし、裁判官を辞めるにあたっては葛藤も相当ありました。定年まであと2年9か月で,裁判官の仕事を全うしたいという気持も強かったのです。所属していた裁判所の裁判官から慰留を受けましたが、家族の理解と応援もあり,最終判断にいたったところです。10月18日に依願退官しました。

長浜大改革について
争点は「長浜を改革の時代にするかどうか」

先程述べましたように、長浜市政には、歪み(ひずみ)も相当生じている印象があり、人口減少・人口流出が激しく、個別の課題の改善や改革では不十分ですので、長浜全体の各分野にわたる大改革が必要と考えています。その意味で,今回の選挙の争点は、「長浜を改革の時代」にするかどうかだと思います。そして,長浜大改革の内容として、例えば,項目的には,概略次のようなことを考えています。より詳細なものは、これから一緒に長浜大改革を進めていける人たちと協議の上、皆さんに提示していきたいと思います。

歪み(ひずみ)の是正

〇クリーン長浜の実現、コンプライアンスの徹底
〇補助金や助成金等に頼り過ぎる官民の役割の是正、自立・自治の意識や役割の復活
〇不振の続く「えきまちテラス長浜」等の事業の見直し

歪み(ひずみ)の是正

観光改革/「稼ぐ」観光事業の推進、市長自らの観光発信
教育改革/学力水準の向上、県中南部に向かう高校生の地元進学推進
産業改革/長浜を中心とした経済圏構想(高島市、米原市、福井嶺南地方、岐阜西濃地域等)の着手、IT企業の誘致等デジタル改革
医療・福祉改革/持続的に安心して受けられる医療体制の確保,市役所に「未来こども局」の設置
楽しいまちづくり改革/若者が集える施設・商店街の形成、文化・スポーツ活動を活発に
地域支援改革/過疎地・空き家対策の拡充,長浜市の地域の均衡発展

改革の手法について
長浜改革会議の設置

私が強調したいのは、改革の手法についてです。私は、長浜の課題は、個別の課題解決では済まないので,長浜全体の大改革が必要と考えています。しかし、それは,一人の市長の力でできるものではありません。市長がリーダーシップを取りつつも、官民が協力して「一つの長浜」を形作り、特に民の力を引き出し、全体で合意形成をして前に進むことが必要だと思っています。そのためには、長浜の各界の英知を結集することが必要であり、合意形成の過程を皆さんに明らかにしていくことが不可欠です。その具体化として、長浜市に市民・議員・職員に各界の英知,特に社会を実質的に支えている中堅、若手や女性の代表も加えた「長浜改革会議」を設置したいと思います。会議で問題点を洗い出し、改革案を煮詰め、実施できる分野から実施していきたいと思います。合意形成に時間のかかる分野、成果の出るには時間のかかる分野が当然あると思います。それらには、時間をかけて改革を進めます。拙速で無理な改革は避け、可能な限りの合意形成を目指します。

長浜市政及び長浜大改革に生かす私の経験「清潔,公正,信頼」等

私は、長年裁判官を務めていましたので、長浜市政及び長浜大改革にそれがどう生かせるかについて補足しておきたいと思います。

  裁判官は「清潔、公正、信頼」を旨とし、真実と正義を追及する仕事ですから,市長という公職で、しかも市政の大胆な改革をすることを目指すためには、裁判官の「清潔,公正,信頼」が適しているのではないかと思っています。地元のしがらみにとらわれず、「清潔、公正、信頼」があればこそ、上記のような役割を果たせるものと信じています。

  また、裁判官は、実は、行政事件を通じて行政のあり方を考える機会がとても多いことをお伝えしておきたいと思います。私は、裁判官経験の中でも、民事行政事件の経験が長いのです。国家賠償事件も数多く担当しました。行政の失敗だと主張される事件が、取消訴訟や住民訴訟,賠償請求事件等の形で裁判の対象となり、それを扱うのです。例えば,長浜市民の皆さんの関心の高いと思われる「まちづくり」「町おこし」では、その失敗例と主張される事例をいくつも裁判で経験しました。町が第三セクター方式で大規模な商業施設を作って失敗した事例や,町の真ん中に大きな病院を建築したために住民訴訟をされた事例などを経験しました。地域おこし協力隊の事件も経験しています。また、これも関心が高いと思われますが、河川の増水で堤防が決壊し、住居が破壊等された事例、ダムの新設が是か非かが争われた事例なども経験しました。これは、長浜の人にとってもとても役に立つ経験だと思います。こうした行政に関係する事件では,行政の判断には,地域住民の要望だけでなく、予算の配分や将来の地域の将来像を見据えた中での難しい判断が求められることを肌で感じることができたと思います。

さらに、私は、別添資料やここにある書籍類のように、裁判官としては、出版等を通じて、日本の司法が変わらなければならないことを若いころから訴え、裁判実務でもその旨の実践をしてきました。司法の分野では,平成11年以後、官民挙げての司法改革が実現しました。これは司法全体の改革を志向したものです。私は、その渦中で改革派として裁判官を務めていたのです。こうした経験は、長浜大改革を訴え,実践していくためにまたとない経験だと思います。

最後に~
長浜の価値を高め、長浜が全国から 憧れの街になる道を選びましょう

最後になりましたが、私が訴える長浜大改革は、官民挙げて取り組むべきものです。それが長浜の価値を高め、長浜が全国から憧れの街になる道だと信じます。今回の選挙は、そういう長浜を志向するか、部分的修正ですまして停滞させるかが争点です。長浜の価値を高め,長浜が憧れの街になる道を選ぶ方々は、是非私の後援会に入っていただいて、共に長浜のために考えていきたいと思います。